平成30年度小規模事業者等支援事業
 「元気塾」を開催

 当所では、中小・零細事業者の経営を活性化し、“元気のある企業”を増やすための支援事業として、「元気塾」と題して毎年セミナーを開催している。
 今年度は、それぞれテーマを掲げ2回のセミナーを開催し、1回目を3月5日(火)、2回目を3月19日(火)に開催した。
 1回目の3月5日の開催では、いまなか国際知的財産事務所の弁理士の今中崇之(いまなかたかゆき)氏を招き、自社の知的財産を再発見しよう!「知財経営で描く中小企業の未来予想図」をテーマに解説頂いた。
 今中氏のプロフィールは、株式会社安川電機にて研究開発に従事。知的財産部にて実務経験を積みながら弁理士資格を取得。弁理士資格取得後、株式会社安川電気を退職し、特許事務所勤務を経て独立。敷居が低い中小企業専門の弁理士として九州・山口の中小企業を支援中。
 セミナーでは、三つの班に分かれてグループ研修を行った。研修の中で自社の強みと弱みを考えることで「知的財産の見つけ方」について学んだ。自社の弱みも考え方次第では強みに変えることが出来ることを話された。 最後にブレーンストーミングの四つのルール、結論厳禁、自由奔放、質より量、便乗歓迎が重要であることを説明された。
 2回目の3月19日の開催では、株式会社ファインサポートの児玉学(こだまがく)氏を招き、〜中小企業こそITを使い倒そう!〜「IT・Web活用の実態と有効な生産性向上策」をテーマに解説頂いた。
 児玉氏のプロフィールは、大手コンサルタント会社勤務等を経て、1999年経営コンサルタントとして独立。2000年株式会社ファインサポートを設立、代表取締役に就任。
 現在、NPO法人ITコーディネータ広島・理事を兼務。その他、広島県よろず支援拠点コーディネータ、広島商工会議所登録専門家、広島県及び山口県再生支援協議会登録専門家、並びに県立広島大学大学院・非常勤講師なども歴任。
 セミナーでは、中小企業者には、@経営資源が足りなくて規模の壁、A市場や顧客が拡がらなくて範囲の壁、B取引実績や帳合が無くって系列の壁の3つの壁がある。
 現在は、インターネットの出現で壁を越えることが可能になっており「ビジネスの新しい形」を形成できることをせつめいされた。
また、クラウドサービスの有効活用法としてクラウドサービスのメリットやコスト削減が可能となる仕組み、無料クラウドサービスの類型、クラウドサービスならではのビジネスサイクルについても事例を交えて話された。
 IT導入補助金についても積極的に活用することを話された。
 セミナーに参加した受講者は、これからの経営は「アイディア・独創性」が勝負となることから、お互いにセミナーや交流会で情報交換をおこない、自社の経営のヒントを得ようと大変盛況であった。